先日、上野毛のラトリエアマファソンさんで、蓬と苺のフレジエさんとバニラ好きに捧げるグラスデザートさんをいただいてきました。
いつも、今出ているものはなるべく見ないで、食べたい時期に伺ってメニューを見ながらワクワクしつつ来るのを待つというのがルーティンになっています。
■貴重な白苺で作った非加熱ソルベと、蓬と苺のフレジエ、春の訪れを感じさせる情景をイメージして
蓬を使ったフレジエというコンセプトにとても惹かれて、こちらはチョイスしました。
蓬の香りや苦みがありつつ品の良い感じに、白苺の少しの野菜味と甘さが春の大地の感じをそのままいただいているような形に。フレジェの見た目だけど蓬の和菓子をいただいているような錯覚もあるグラスデザートに。
タンポポや葉の芸細な感じも何気に好きなものでした。
■バニラ好きに捧げるグラスデザート
苺とバニラのマカロン、バニラのリゾット、アイスとコンフィチュール、バニラシュガーで焼いたメレンゲ、神木“パロサント”のジュレ
苺と全粒粉のクランブルやリゾットを使うというのも気になりつつ、バニラやパロサントを使ったということでチョイス。
提供されたときに、ごっついものが来たと思ったら、パロサントの香りを中に閉じ込めた形で提供され、開けた瞬間に香りが立ち込めてきますね。その香木の香りにバニラの香りと味わいを纏わせつついただける。
リゾットも少し甘い香りを纏わせ、ずっとバニラをいただくような、でも、パーツによってイメージが変わっていく様が面白く、最後にパロサントのジュレを入れることで、最初の香りと終わりがしっかり結びついたものに。
その中でも苺もしっかりと味にアクセントとなっていて、見た目だけではないこだわりの詰まったものだと思いました。
今回は依然となるべく被らないようにしていったら、苺ものが2つになりましたが、マンゴーやさくらんぼとかのものもまた食べたいなぁって思っています。