デザートコースと料理のセット (20201206@Purje)

秋に東海・関西へ行ってきたので、Instagramよりも少し多めにそれぞれ紹介したいと思います。

Purjeさんは奈良県の榛原駅から大宇陀方面に10km進んだところにある、お菓子のコースをいただけるお店。
車で20分弱、駅前で借りられる電動アシスト付き自転車で45-50分くらいで付く感じですね。
周りには道の駅や温泉などもあるので、紅葉の時期に山道を散策するのも良い感じです。

特急ひのとりなどで大和八木駅に行き、そこから榛原駅へいけます。

店内は陶芸家のかたが使われていたお家を使われていますが、いただく茶室はそれほどは手をくわえていないそうです。
とても厳かな雰囲気で、大きい窓から見える庭園を眺めながらデザートやお食事をいただけます。

デザートのコース(お茶付き)が基本的にオーダー可能で、追加料金を支払うことで自家製パンなどを使ったお食事もいただけます。

かぼちゃのクロケットとゴールドラッシュのムース・チーズの焼き菓子

バターナッツかぼちゃのスープと安納芋チップ

季節野菜のパングラタン:大宇陀の旬の野菜や自家製パンを使ったグラタン
食事のメインは3種類から選択できます。

パンも自家製ですが、お野菜なども地元のものや育てられているものが中心ということです。
どれも素材の味を大切にしたシンプルな構成ですが、美味しくいただけます。

お食事を食べ終えたところで、デザートコースに移ります。

小さな一皿:黒枝豆と新米 ずんだ
紅大豆、自家製の新米のブランマンジェ、お茶をコーティングしたずんだ

大きな一皿:和栗 ラムとコーヒーの香り
ラムアイス、メレンゲ、畑で採れたとうもろこしのポップコーン、和栗のクリーム、コーヒーソース

塩味の一皿:
柿の天ぷら、ノアレザン、ディル入りのソース

小さな茶菓子:
青柚子のラスク、アーモンド、ブラウニー、ブルーベリーのパートドフリュイ、ショコラ

全体的に、和の要素がありきでその中に洋の要素を取り入れた感じなのかなと思いました。
その中でも、和栗とラムとコーヒーの組み合わせや柿の天ぷらとディルの組み合わせ、青柚子のラスクなど興味深い組み合わせもありました。
大きな一皿でもモンブランがベースであれど、メレンゲやポップコーンが生地の代わりのアクセントになったり、小さな茶菓子もそれぞれの風味づけの方向が違うものを揃えていたり、お茶室で食べる最後の茶菓子としても趣深いです。

カップもお客さんでセレクトするのですが、ヴィンテージ物を使われているそうで、今後はお店の2階で販売なども考えられているそうです。

https://www.instagram.com/purje3182/