大阪樟葉のGorilleさんに行ってきたときのお話です。
元MOTOIの石川シェフのお店で、会員制のスイーツバー形式やデザートコースを行われていて、今回は非会員でも大丈夫な5のつくデザートコースの日があったので伺いました。以前からゴーヤを使ったりと割と攻めているお店かなと思い、凄い気になっていました。
●クレームドゥーブルと柿のピザ
燻製にした柿とラフロイグのアイス
●ラムネ菓子
愛媛産タヒチライム
●餃子
かぼちゃのペーストとポロネーゼ、きのこ、クリームチーズを包んだものにパルメザンを乗せ焼き目をつける。
●チーズケーキ
アルザス地方のレシピでフロマージュブランのチーズとライム
●アプフェルシュトゥルーデル
りんごを皮ごと2個、バニラアイスとサヴァイヨンソース
●小菓子
カヌレ、フィナンシェ、ココナッツサブレ、コーヒーのビスコッティ
全体的にはオーストリアなどの伝統的なお菓子をベースに解釈を再構築して作られていて、素材も信頼ある農家さんや自らで収穫や加工品を作られています。
メニューも当日のおまかせになっていて、最初に「餃子」と聞いたときに、まあラビオリとかモモとかのような形なのかなぁと思ったら、まんま焼き餃子が出てきて驚きました。構成を聞いたらラビオリを使うイメージのものを包んだ感じで面白いですね。
アプフェルシュトゥルーデルも出来たてをお店で出せれているとことはあまり見かけず、ぎっしり詰めたもので林檎の味も凝縮されていて、飾らないけどシンプルで美味しかったです。
フードロス問題の取組みや、予約をしてお菓子屋に行くことやアシェットデセールを郊外でも根付かせたいという話などもありつつ、ポーションの説明など90分話しながら行われるスタイルは劇場型という提案にあっていて、来られたお客さんが満足されると思います。1人で営業する中に新しい取組なども考えられていて、とても為になりました。
最近では一緒にお菓子を作るライブや、地域の子どもたちにお菓子作りを教えていたり。
2021年は会員制ではなく、スタイルを選択して伺う形式に。また、2021年末にお店は閉店されるようなので、検討中の方はお早めに。