先日、鶯谷のJohnさんで、5月 Liquidの旅さんをいただいてきました。
2022年5月のテーマはLiquidの旅。メニューがないと思いきや、液体が入っている瓶のラベルがメニューになっていましたね。
■Confine メロン、ブランデー
アプリコットソース、メロンとミルククリーム、メロンジュレ、メレンゲ、ブランデーでマリネしたメロン、オレンジソースのパウダー
ミルクの感じの強めなクリームとジューシーなメロンの組み合わせ。
メレンゲを使って食感なども足していますが、作りたてじゃないと水分を吸ってきちゃうので、アシェットじゃないと提供できなさそうな一皿ですね。
■Flow ピンクグレープフルーツ
シブースト、ピンクグレープフルーツのソース、果肉、ジュレ、シュー生地、くるみ
フルーツタルトだけどシュー生地を使うことで、とても軽い食感やナイフが入りやすい形に。香ばしい感じなどを補う形でくるみもあるのかな。
これもシンプルにみえて、出来立てが結構重要な一皿かなと思いました。
■Soak ミルコーン
じゃがいもソース、醤油と赤ワインのソース、ミルコーン
ミルコーンは造語でミルフィーユとスコーンをあわせたもの。スコーン生地をミルフィーユ状にして焼いたのかな?焼き立てで提供され、もっちりした感じもあり、組み合わせの妙なのですが、お肉をいただくような印象にもなって、何気に好きなお皿でした。
■Tear メロン、リコッタ
マカダミアナッツ、リコッタチーズのクリーム、ラベンダーのフォーム、白ワインとメロンのスープ
リコッタはコクを出す形で味の主体をメロンにする感じに。ラベンダーとメロンの組み合わせは合うかなという感じで組み合わせたそうで、こういう組み方もあるんだなって思いました。
■Fluid トマト
トマトの水分を使ったスープ、バジルオイル、焼きトマト
提供されたときからトマトとバジルが香る感じで、いただくと結構しっかりとそれらも感じられるスープに。
■Solid お茶菓子
メロンタルト、フィナンシェ、メレンゲとピンクグレープフルーツ、非加熱のジュレ
何気にメロンタルトのパートフィロが細かく作られているのが興味深かったです。
6月は浸潤の旅とのことで、また伺ってきたいと思います。