先日、鶯谷のJohnさんで9月のコース初秋の旅さんを頂いてきました。
今回は葡萄を中心に秋の食材をテーマという形に。
■秋口:葡萄
金木犀のゼリーで香りをいれつつ、葡萄の甘さやヨーグルトとザクロソースの酸味を使って輪郭を補うかたちに。
■錦秋:無花果
無花果のカダイフ揚げがとても軽い食感で、ラム酒とミルクのフォームや無花果のソースと一緒に頂くと、また味わいが変わってきますね。もっと食べたい感じですね。
■麦秋:茄子
揚げ浸しを再構築したような印象で、茄子のマリネと揚げ茄子を、鰹と昆布だしとビネガーを使った少し温かいシートと一緒に頂くものに。見た目にも素敵で発想としてもよいですね。
■白露:葡萄
セミドライの巨峰が瑞々しさに味の濃縮感のあるジュースやワインのようなイメージ。求肥とリコッタチーズ、ネパール茶のゼリー、巨峰という組み合わせが最初のお皿とは似ていつつ、また違った印象も受けるものですね。
■秋の香:きのこ
濃厚な感じのキノコスープに、少しソースにも近い形でブリー・ド・モーのスープが、コクと塩味の風味をつけている。これは結構好みの感じ。
■月代:お茶菓子
デラウェアチーズケーキ、フィナンシェ、ナツメ・クランベリー・だいだいのバタークリームのタルト
無花果のカダイフ揚げや茄子のお皿が印象深くて、発想の転換などで印象が変わるものができるんだなって思いながら頂いていました。
10月のコースもいただいているので、そのあたりも今後投稿します。