先日、蔵前のun platoさんでデザートコース 秋の終わり、冬の始まり さんと、アラカルトさんをいただいてきました。
11月にPrivadoのお昼から日中帯にアシェットデセールやパフェを気軽に食べに来てもらえるお店をコンセプトに森井シェフのお店がオープンされました。
予約制のデザートコースとアラカルトで頂けるアシェットデセール&パフェをいただいてきました。(別々の日に往訪していますが、せっかくなのでまとめて。)
●秋の終わり、冬の始まり
デザートコースは「秋の終わり、冬の始まり」をテーマにその時期の食材を中心に扱ったものに。
■里芋と鹿島在来自然栽培豆乳の温かいスープ
イメージとして葛まではいかないけど濃厚でどろっとした感じの里芋と豆乳のスープに、コーヒークランブルが印象をガラッと変えてくれる感じに。
■柿のダークラム漬け アニスとクローブ
柔らかくて甘い紀の川柿をアニスとクローブとラムで漬けたものが、アールグレイの風味と食べた後から仄かに香るスパイスの抜け感が明るい感じのものに。全体を閉じ込め蓋の役割で柿のスライスを使うのもお花のようでいい発想ですね。
■ごぼうとアマゾンカカオ
□Moi 京番茶×ルイボスティー
土感をイメージしたデセール。ベースはアマゾンカカオを使ったショコラタルトで、パッションフルーツのガナッシュや馬告がアクセントに。その上に牛蒡を使ったカスタードとアイスで、より大地を感じさせて。牛蒡のしっかりした味に馬告や塩が全体を引き締めているものになっていましたね。
■ミニャルディーズ:栗のバターサンド、長野農園オリジナル品種【華鈴】
□おくみどり
果肉や皮が強い種無品種で長野パープルよりもシャインマスカットにも近い印象。それを求肥と白あんで包んだ大福スタイル。
栗もバターサンドでいただきました。
デザートコースは2か月くらいで内容を変えられているということですので、色々と楽しめるようになるようですね。
続いては、アラカルトでいただいたメニューから。
■洋梨と柚子とディル
クレームダンジュをメインパーツとして旬の食材を合わせているデセール。
この日は洋梨(この日はレクラール)を中心としたもので、フレッシュの洋梨やチップ、洋梨(こちらはラフランス)とディルのジュレに、柚子のグラニテという構成。後がけでジャスミンソースも。
とても柔らかい印象のあるものの組み合わせで、その中での味や香りの変化をいただく感じに。それらをクレームブリュレで芯を支えてくれている感じでしょうかね。
■栗と洋ナシとほうじ茶のパフェ
栗とカシスとほうじ茶の香ばしいところで合わせたパフェで、洋梨もカラメルソースと合わせて少し味を引き締めるものに。
ピーカンナッツも香ばしいところへのアクセントになっていますね。
他にも和栗のティラミスや通年提供される予定のチョコレートとスモークという構成で、こちらも旬の時期に合わせて色々と楽しめるようです。