朝菓子の会(202410@酒菓喫茶かしはて)

先日、京都市左京区の酒菓喫茶かしはてさんで朝菓子の会さんをいただいてきました。

銀閣寺にほど近い哲学の道の近くにある酒菓喫茶かしはてさん。efishの副店長などをやられていて、2022年にオープンされたお店でパフェなどを提供されていますが、朝10時からの予約制で朝菓子の会というデザートコースを提供されているということで伺ってきました。

□ルフナ農園の紅茶

香りの余韻が明るく感じられる紅茶。

■柿のサラダ仕立て

柿と合わせるのはバルサミコとオリーブオイル、自家製チーズということでチーズ側の酸味と柿の甘さをサッパリといただける朝向けの一皿。レモンの香り漂う一皿で、レモンゼストの香りも朝に心地よい。

■かぼちゃのお汁粉

柔らかいかぼちゃの甘さを中心にしたお汁粉で、黒豆と小豆がお汁粉感を出しつつ豆の食感の良さも。更に味のアクセントとなる白玉もほうじ茶、カルダモン、シナモンとあり、食べる毎に味の変わり方も変わって来ますね。かぼちゃだとプリンに向かうかなと思ったけど、和のお汁粉をベースに作られているのが興味深い。

□萎凋ほうじ茶

ほうじ茶なんだけど、少し明るくクリアな烏龍茶のニュアンスも出ているものに。

■タルトタタンパイ


林檎のタタンと一緒にあるパイにもタタンが入っているタルトタタンパイ。タルトではなくパイになることでより軽い食感でコースの一皿としても食べやすいものに。アイスにはマスカルポーネと塩キャラメルの2種を用意してこちらに塩味をもたせることで、全体の味の変化や甘さとのバランスを出していますね。

■小菓子 枯山水

箱を開けると枯山水をイメージした中に小菓子があります。フィナンシェを銀閣寺の向月台に見立てていて、抹茶のチョコレートケーキ、アーモンドを中心としたお菓子で雅な感じも。

机に置かれた本にメニューのページがあったりして中々凝った感じで、スタイリッシュさのカフェと懐かしい喫茶店をあわせたようなお店ですね。

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