先日、銀座の江戸焼肉さんでデザートコースさんを頂いてきました。
書いた字面だけみるときっと???が一杯ありそうですが、江戸焼肉さんはうしみつグループのカウンター焼肉店。
以前寺門ジモンさんのYouTubeにて渡部建さんが紹介されている回を観ていて、最後に提供されるデザートを専属のパティシエさんが作られていてすごいなぁっていう印象が残っていましたが、デザートコースの案内を見たときにモンサンクレール出身のパティシエールさんだったことがわかり、今回日程も丁度合ったので伺ってきました。
一緒に頂いた飲み物はPatrick Fontのマンダリンジュースなんですが、焼肉屋にあるのも珍しいですね。
■いちごのタルト
上には晴果と中の紅ほっぺが酸味の役割で全体を締めてくれるような感じのタルトに。
■チョコレートのパンナコッタ
ヴァローナのジヴァラ・ラクテとカラクを使ったパンナコッタで、滑らかさのあるところから香りの感じがでてくる。
■苺大福
求肥をロースターで炊くという焼肉屋さんならではの発想。そこに、寒熟、紅ほっぺ、晴果と合わせており、それぞれの苺の持ち味はありつつ、出来立ての求肥の柔らかさと一緒になることで、フレッシュな苺大福というものに。
■いちごのエクレア
寒熟のフレッシュとショコラクリーム、紅ほっぺジャムを中心に、ピスタチオのクランチやカスタードを間に詰めたエクレア。組み合わせとしては定番の中に、いちごの比重を多めにすることで甘さと酸味を感じつつ、ピスタチオと塩が少しあることでバランスが取れているかな。
■箸休め
箸休めに登場したのはまさかのユッケのタルタル。ソトモモにエシャロットとケッパーを合わせたものでこれは焼肉屋さんならではという感じ。塩味やスパイスの感じを含めて、甘さを一旦リフレッシュさせてくれる。お皿も牛さんの感じでかわいい。
■ムラングシャンティフレーズ
アールグレイのメレンゲとサワークリームを中心に、晴果を合わせた一品。アールグレイといちごという明るさのある味と食感を楽しみつつ、サワークリームや最後にかけたレモンの皮で香りなどの雰囲気は爽やかさも。
■デコポンのソルベ
デコポンの果汁と少し煮詰めたものを併せて作ったソルベで、ストレートな柑橘らしい酸味や苦みを感じつつ1パーツを使うよりも味に深さがある感じに。
■季節のいちごケーキ
紅ほっぺを使用したショートケーキは生クリームも軽い比率で仕上げられたもので、酸味や甘味などのバランスがとれたもの。アクセントとかをみていると昔のモンサンクレールのような印象も感じました。
■ミニャルディーズ
カラクを使ったビターチョコ、寒熟と紅ほっぺのガナッシュサンド
■ホルモンそうめん
締めがまた意外でホルモンそうめん。スープの感じもコクがあり、お店で使われているホルモンを併せたもので食べやすかったです。
食べて欲しいタイミングでデザートを提供したいということでパティスリーから移籍されて、お客さんとのコミュニケーションを含めて日々研鑽を積まれているそうです。
YouTubeを観て来られたお客さんは殆どが焼肉目当て(そりゃそうか)でしたが、デザート目当てで来た人は初めてということで、こういう繋がりというのもあるんだなって思いました。
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