2021年8月のデザートコース(202108@西洋茶屋山本)
梅小路の西洋茶屋山本さんに伺ってきました。往訪のタイミングで毎回伺っています。
□アミューズサレ
グジェールには白味噌、ケークサレには筍と壬生菜の漬物、パートドフリュイは赤ワインとブラックペッパー。
グジェールに白味噌の合わせたものがすごくおいしくて、チーズとの発酵の掛け合わせにもなっている。
ケークサレにお漬物で少しの食感や塩味が入り、こちらおちょうどいい塩梅。
パートドフリュイは少し変わり、ホットワインのような組み合わせに。
□ショコラ
トリュフをふんだんに使ったホワイトチョコのトリュフ、トリュフのスライスに砂糖掛けしたものに岩塩を添えて。
トリュフ香るトリュフという感じで風味も感じられ、塩味があることで味の引き締まりもある感じですね。
□アヴァンデセール
ひやしあめをテーマに、麦芽糖のグラニテと生姜のアイス、ピンクペッパーを散らしたチョコレートのチュイール、トンカ豆を削ったもの。
トンカ豆の香りや生姜のアイスが麦芽糖のグラニテと相まって、ひやしあめ感が成立していますね。冷製のデセールということで、チュイールを加えて食感なども足す形に。
□グランデセール
2種類から選びますが、今回は山梨県産の大藤を使った桃のタルトをチョイス。
クランブルのタルト、ワインビネガーのムース、キルシュのアイス、半冷凍の桃を削り、ミントのクリスタリゼとフランベしたジンをかけて。
桃の香りをたたせるためにジンを使って、カルパッチョにも近い感じのデセールに。
生地やムース等と一緒に食べていくことでタルト感が出てくる。タルトを再構築したような感じで、割と桃も食べ応えがある感じのものになっていますね。
□ミニャルディーズ
くるみのチップで燻製をしたジャパニーズウイスキーのガナッシュのマカロン、焼きたてのカヌレ、焼きたてのフィナンシェ、スパークリングワインのメレンゲ、ケークシトロンピスターシュ、ピンクペッパーのテリーヌショコラ
最後もお酒とも相性がよさそうな小菓子の組み合わせで、それぞれ美味しくいただいています。
行くたびに色々と情報交換や感想を伺えたり、お店に伺うたびに他のお客様ともお話を聞いたりして、コースをいただいております。
グランデセールが2つともいただけるコースもできたので、次に伺うときには両方食べたいなって思っています。
(毎回お店に行く時が4軒目とかだったりするので、その辺も考慮して伺おうかなと。)