シュバルツバルダーキルシュスペシャル(202206@シュバルツバルト)
先日、青森県大鰐温泉のシュバルツバルトさんで、シュバルツバルダーキルシュスペシャルさんたちを頂いてきました。
2003年あたりにオープンされたお店で、現存するアシェットデセール(デザートレストラン)の専門店としては歴史のある方で、数年前から遠征リストには入れつつも中々伺える機会がないなぁと思っていましたが、先日札幌に行く用事があったので、そこで一緒に回るルートを計画して伺いました。
■シュバルツバルダーキルシュスペシャル
ドイツの伝統菓子であるシュバルツバルダーキルシュトルテと、アップルミントとヨーグルトスープの2品構成
スープはミントの爽やかさにヨーグルトのコクが入りつつあっさりしたもので、とても飲みやすいですね。ドイツは乳製品の料理とかも豊富らしいので、これもそういう一品なのかなと思ったり。
メインはシュバルツバルダーキルシュトルテ。シュバルツバルト地方の伝統菓子で、特産品のキルシュを使い、黒い森をイメージしたトルテ。ココアの生地とクリーム、上にジュレとチェリーという形で周りをクリームで塗らないことで、より黒い森の感じが伝わりますね。シンプルに美味しく、甘すぎることもない中でキルシュ部分の少し甘酸っぱさがアクセントに。また、ピスタチオアイスも口に入れた瞬間に風味が広がって何気に美味しかったです。
■愛しの黒姫
紫陽花をイメージしたデセールで、ブルーベリーのケーキとジュレの構成。
透明感のあるデセールで、紫陽花のような見た目にそれぞれ味の濃度や印象を変えたブルーベリーをいただくものに。こちらもシンプルな美味しさが詰まっていました。
関東で以前やられていた時のデザートレストランに感化されて、お店を開業されたそうで、まだまだ続いてほしいと思いますね。
[遠征のお話]
今回は当日夕方に札幌に行く予定があったため、ルート選択を悩みました。
新宿起点(自宅じゃないですが、念のため)を想定して飛行機と列車でルートの算出をしましたが、どうやってもお店に着くのが11時30分過ぎになり、いただいた後の移動が間に合わない可能性が高かったので、第三の選択肢である深夜バスを選択。関西や北陸に行くときに結構頻繁に使っていましたが、今回最長距離を更新。大鰐温泉は朝から入浴できる施設や浴場があるので、開店までの間にしっかりとくつろげました。
札幌までは列車と飛行機の移動では1時間差くらいで費用は列車が圧倒的に安いですが、タイムセールで飛行機が安くなったため今回は飛行機を選択しました(遅延して変わらなかったというのは内緒です)。