フランス展2021に行ってきました（202109@日本橋三越本店）
先日、日本橋三越本店さんのフランス展に行ってきました。開催が11日までということで駆け込む人向けですが、2軒イートインをしてきました。
1軒目はラボラトワール・ローブ SHOKO HIRASEさんに行ってきました。
レストランローブの平瀬シェフ自身のブランド。今回のフランス展でデセールを出されるということで伺ってきました。
■洋梨 薔薇
無農薬の薔薇の花弁のみで作ったアイスをベースにフレッシュの洋梨、柚子の香りのジュレ、ライチのはす餅、ヨーグルトムース、ジャスミンとバニラと洋梨のソース、柚子の香りの飴、花穂紫蘇と柚子をかけて。
薔薇、ジャスミン、バニラ、シトラスで香水の組み合わせて楽しむというコンセプトのデセールでしたが、まず薔薇のアイスの香り高さがもの凄い。ここにジャスミンやバニラ、シトラス系のものを合わせて食べ進むことで、このコンセプトがバッチリはまっていたと思います。食感の違いもとても変化に富み、五感で楽しむタイプで凄い好みでした。
■黒いちじく リコッタ パンデピス
ビオレソリエスを中心に色々な無花果を、塩味を効かせたリコッタチーズのソルベ、パイ生地、パンデピスのソースとともにいただく。
黄色くコンポートされている無花果が凄い独特な味で、違う果実を食べているような不思議な感じに。全体的に間違いない組み合わせで、パンデピスと無花果、チーズと無花果などと楽しむ感じかな。
金沢にお店があるようなので、こちらは機会があれば伺ってみたいですね。
2軒目はEMMEさんに行ってきました。
■黒いちじくのローストとムース
赤ワインと無花果のムースとコワントローのジュレや無花果などを詰めて。ローストした無花果とコアントローバニラアイス。
無花果をフレッシュとロースト、アイスで味の濃淡や温度差をつけた上で、ムースなどと楽しむものに。
割とオーソドックスなタイプのデセールに仕上がっている感じで、楽しめました。
■洋梨のグラタンパフェ
コーヒーのムース、洋梨のソースやフレッシュ、ソルベ、ラム酒のジュレ、ブリオッシュ、洋梨のグラタン、マッシュルームのアイス。
EMMEさんらしい一品。洋梨のグラタンとマッシュルームベースのアイスで温暖差をパフェで表現。マッシュルームのアイスも味はマッシュルームだけどあっさりと食べられるように工夫。ここに洋梨のグラタンが絡んできてきますが、たまに合わせることもある食材で甘さや食感、グラタンのチーズ系がうまく絡んでいると思います。そこが終わると、洋梨とコーヒーなどで少し味の変化をつけてくる感じに。
どのお店も朝から待ち時間が多めでしたが、整理券のタイミングをうまくすると効率よく回れますね。
